定北公府の沈家は代々忠義を貫く名門だった。だがある夜、謀反の濡れ衣を着せられ、一族は無残に滅ぼされる。 唯一生き残った嫡女・沈雲琬は、深い恨みを胸に、沈家の女たちや虐げられた女性たちを集め、「青凰軍」を結成。父の無念を晴らし、大曄に再び平和を取り戻すと誓う。
そんな彼女の前に、常に仮面をつけた謎の男が現れる。彼は命を懸けて沈雲琬を守り、父の遺骨を奪い返し、毒に侵されながらも彼女の盾となる。その仕草、その声——まるで記憶の中のあの人のようだった。
やがて真実が明かされる。仮面の下にいたのは、沈雲琬が十年もの間思い続けてきた亡き先太子・晏凌。
疑念から信頼へ、そして共闘へ。ふたりは青凰軍の仲間と共に暴君を討ち、乱世を終わらせる。
全話一覧全71話

第 1 話-沈家の悲劇
定北公府の沈家は、北狄遠征からの凱旋を待ち望んでいたが、突然謀反の濡れ衣を着せられ、一族は惨い運命に直面する。嫡女・沈雲琬は、家族の無念を晴らすため、新たな決意を抱く。沈雲琬は、この悲劇をどう乗り越えるのか?

第 2 話-丹書鉄券の悲劇
沈雲琬は、弟の命を救うため、父がかつて賜った丹書鉄券を使おうとするが、宰相は謀反の罪は赦せないと拒否。沈家一族の運命が決定的な転機を迎える。沈雲琬は、この絶望的な状況からどうやって立ち上がるのか?

第 3 話-忠義への裏切り
定北公府の沈家は謀反の濡れ衣を着せられ、一族は滅ぼされる。嫡女・沈雲琬は母と弟を目の前で失い、深い恨みを抱く。沈雲琬はどのようにして復讐を果たすのか?

第 4 話-沈家の忠義と裏切り
沈雲琬は、謀反の濡れ衣を着せられ滅ぼされた沈家の唯一の生き残りとして、父や家族の無念を晴らすため、青凰軍を結成し復讐を誓う。一方、朝廷では沈家の忠義を信じる者たちと、謀反の罪を主張する者たちとの間で激しい対立が起こる。沈雲琬はどのようにして沈家の無実を証明し、復讐を果たすのか?

第 5 話-沈家の冤罪と誓い
定北公府の沈家は謀反の濡れ衣を着せられ、一族が滅ぼされる中、嫡女・沈雲琬は父の無念を晴らすため、青凰軍を結成する。一方、仮面の男が彼女を守りながら、真実が明かされていく。仮面の男の正体は誰なのか?

第 6 話-運命の別れと新たな誓い
沈雲琬は息子の琨の誕生を喜ぶが、すぐに敵の襲撃によって母子は引き離される。危機の中、父の遺言を胸に、家と国を守る決意を新たにする。琨は無事に生き延びることができるのか?

第 7 話-忠骨の行方
沈家の嫡女・沈雲琬は、謀反の濡れ衣を着せられ滅ぼされた一族の仇を討つため、青凰軍を結成する。一方、仮面の男・晏凌は沈雲琬を守りながら、沈家の遺骨を奪還しようとする。宰相が沈家の忠骨を丹薬に利用しようとしていることが明らかになり、晏凌と宰相の対立が激化する。晏凌は無事に沈家の遺骨を取り戻せるのか?

第 8 話-運命の決断
沈雲琬は青凰軍を率いて、滅ぼされた沈家の復讐と平和を取り戻すために行動を開始する。一方、仮面の男(晏凌)は彼女を守り続け、毒に侵されながらも支える。雲琬は兄たちの妻たちを教坊司の辱めから救う決意を固める。雲琬は兄の妻たちを救うためにどんな行動を取るのでしょうか?

第 9 話-離縁書と写経の真実
沈家の男たちが戦死した後、義姉が残した離縁書と毎晩写した経文の真実が明かされる。沈雲琬は仇討ちを誓い、青凰軍の仲間たちと共に戦う決意を固める。義姉の真意は何だったのか?

第 10 話-遺骨と誓い
夜更けに書斎を訪れた凌様は、沈雲琬に父・定北公の遺骨を渡す。彼女は父の無念を晴らし、大曄の山河を守ることを誓う。凌様の正体は果たして誰なのか?

第 11 話-忠骨丸の陰謀
皇帝は不老長寿を求めて沈家父子の肉体から練り上げた忠骨丸を受け取り、沈家の滅亡を正当化する。一方、崔愛卿は沈家長女・沈雲琬の潜在的な脅威を警告し、根絶を提案する。沈雲琬はこの残酷な運命からどう逃れ、復讐を果たすのか?

第 12 話-誓いと裏切り
沈家の忠義を貫く定北公とその家族は、民衆から深い敬愛を受けるが、謀反の疑いをかけられ、一族は滅ぼされる。唯一生き残った嫡女・沈雲琬は、父の無念を晴らすため、『青凰軍』を結成し、大曄の平和を取り戻すことを誓う。しかし、その道のりは険しく、妹たちが敵の手に落ちるという危機に直面する。沈雲琬は妹たちを救うことができるのか?

第 13 話-沈家の復讐
沈家の唯一の生き残りである沈雲琬は、妹たちを守りながら、一族の仇を討つ決意を固める。妹たちとの絆と復讐への誓いが描かれる。沈雲琬は無事に復讐を果たせるのか?

第 14 話-青凰軍の決起
沈雲琬と青凰軍の仲間たちが、敵の兵士たちを倒し、窮地を脱する。仲間の犠牲を乗り越え、さらに前進する決意を示す。沈雲琬たちは無事に十里先で合流できるのか?

第 15 話-仮面の下の真実
沈雲琬は仮面の男・凌の正体を問い詰めるが、彼は定北公の娘を助けているだけだと主張する。しかし、雲琬は彼の言葉に不信感を抱き、仮面を外すよう迫る。凌の仮面の下に隠された真実とは?

第 16 話-仮面の下の真実
沈雲琬と仮面の男・凌の間に生まれた信頼関係が深まる中、凌の正体に関する疑問が浮上する。敵との戦いで凌が沈雲琬を救い、その戦術や言動が亡き先太子・晏凌を彷彿とさせる。凌の仮面の下に隠された真実は何だろうか?

第 17 話-新たな同盟の始まり
沈雲琬は凌雲商行の支援を受け、青凰軍の強化を図る。一方、沈家の女たちが流罪の途中で襲われたという情報が入り、朝廷の陰謀が浮き彫りになる。凌との協力関係が深まる中、新たな戦いの準備が進められる。凌雲商行との協力関係は、沈雲琬の復讐にどのような影響を与えるのでしょうか?

第 18 話-忠義の誓い
沈雲琬と青凰軍のメンバーは、凌様から届けられた物資と支援を受け入れながら、沈家の男たちが受けた残酷な仕打ちを知り、復讐と新たな忠義の誓いを立てる。凌様の真の目的は何でしょうか?

第 19 話-父への誓い
沈雲琬が亡き父を偲び、家族の仇を討ち、国の恨みを晴らすことを誓う場面。彼女は父の墓前で、守れなかった母と弟への後悔と、暴君と崔允への復讐を心に刻む。沈雲琬はどうやって復讐を果たすのか?

第 20 話-裏切りの茶会
沈雲琬が凌様との茶会に招かれるが、その裏には北狄軍営への連れ去りという罠が待ち受けていた。信頼していた凌様の真意が問われる瞬間。凌様の真の目的は何だったのか?

