ダンスコンクールの舞台で輝く彼女と、客席から見つめる彼の視線が切ない。受賞後の二人きりの空間で、彼がそっと頬に触れる瞬間、言葉にならない想いが溢れそうになる。愛と呼ぶには痛すぎるというタイトルがまさにこの距離感を表しているようで、観ているこちらも胸が締め付けられる。照明と表情の演技が素晴らしく、短編ながら深い余韻を残す作品だった。