テニスボールを持つ彼と、それを見つめる彼女の視線が交差する瞬間。言葉にならない感情が画面から溢れ出している。嫌いな男と恋しろとか無理無理!と言いながら、心はもう揺れ始めているのが伝わってくる。この微妙な距離感が、短劇ならではの醍醐味だ。
大人の彼女が着る白いワンピースが、過去の制服姿と重なる。同じ人物なのに、時間の流れを感じさせる衣装の変化が素晴らしい。嫌いな男と恋しろとか無理無理!という過去の言葉が、今の優しい笑顔に溶けていく様子が切ない。ネットショートアプリの画質で肌の質感まで見えるのが最高。
ベンチに座る二人の会話。友達とのやり取りから、彼への複雑な感情が滲み出ている。嫌いな男と恋しろとか無理無理!と強がっているけれど、目元は彼を探している。この心理描写がリアルすぎて、見ているこっちまで胸が苦しくなる。短劇の脚本力の勝利だ。
大人になって再会した二人。スーツ姿の彼と、エレガントな彼女。過去の制服姿との対比が鮮烈で、時を超えた恋の行方が気になって仕方ない。嫌いな男と恋しろとか無理無理!と言っていた頃が嘘のような、大人の余裕と戸惑いが混ざった表情が魅力的。
彼が持つテニスボール。あの頃の部活の思い出か、それとも何かの象徴なのか。嫌いな男と恋しろとか無理無理!と言いながら、彼が近づいてくるのを待っているような彼女の仕草。小さな小道具が大きな物語を語っているのがすごい。ネットショートアプリで細部まで確認できるのが嬉しい。