導入部の泥濘の田んぼのあぜ道での対峙は緊張感に満ちており、白髪の男とピンクの衣を着た女の沈黙は心を締め付ける。場面は紅燭が揺れる室内へ転じ、花嫁は涙ぐみ、手に固く握りしめた金の巻軸には言えない秘密が隠されているようだ。彼女が崩壊して泣き叫ぶことから決絶して立ち去るまでの過程は、感情の層が極めて豊かで、一滴一滴の涙が観客の心に突き刺さる。(吹き替え) 十二枚の金の牌~真情を裏切る~は、このような愛と恨みが入り混じった苦しい恋の雰囲気を極限まで描き出し、金の巻軸の背後に果たしてどんな真実と裏切りが隠されているのか、探らずにはいられなくなる。