渊国の太子・李章は襲撃に遭い、崖から落ちて記憶を失い、柳県で周家に拾われ「周政」と名を変えて暮らしていた。ある日危険に陥った李章を、県令の隠し子・沈怜が救うが、その功績は妹の沈清瑤に横取りされ、婚約まで結ばれてしまう。
その後周家が没落すると、沈清瑶は手のひらを返して婚約を破棄。記憶を取り戻し帝位に就いた李章は「命の恩人」沈清瑶を皇后にと命じる。だが、婚礼の日、沈清瑶が周家の両親を侮辱したことで真実が暴かれ、李章は本当の恩人・沈怜を迎え入れる。
宮廷入りした沈怜は、太后のいじめや蘇婉柔の罠に遭い、「災いを呼ぶ女」として国中から非難される。民衆の怒りを鎮めるため自ら宮殿を出るが、蘇婉柔に拷問され瀕死に。そこへ李章が駆けつけ救出する。
最終的に李章は朝廷を粛清し、沈怜は太后を命がけで守って認められる。二人は皇后冊封の儀式を執り行い、深い愛情で結ばれながら国を治めていく──
全話一覧全71話

第 1 話-皇后への道
記憶を失っていた李章は皇位を継ぎ、かつて自分を救ったと信じる沈清瑶を皇后に迎えることを決める。しかし、その真実は沈清瑶の姉・沈怜にあることが後に明らかになる。李章は真実を知り、沈怜をどう迎え入れるのか?

第 2 話-縁談破棄の真実
沈清瑶が周家との縁談を破棄し、周家を侮辱する中、真の恩人である沈怜との関係が明らかになる。沈怜はどのようにして真実を証明するのでしょうか?

第 3 話-婚書を巡る争い
沈怜が婚書を探し出し、周家を守ろうとするが、県令とその娘・沈清瑶によって阻まれる。暴力と権力の前に、周家は窮地に立たされる。周家はこの危機をどう乗り越えるのか?

第 4 話-裏切りの真実
記憶を取り戻した李章(周政)が周家に戻ると、かつての婚約者・沈清瑶とその家族が彼を拒絶し、婚約破棄を要求する。さらに、沈清瑶が皇后になることを告げられ、李章は驚愕する。李章はこの裏切りにどう立ち向かうのか?

第 5 話-真実の暴かれる瞬間
周政として生きていた李章が皇帝としての正体を明かし、沈清瑶の嘘と偽りを暴く。沈清瑶が皇后の座を奪おうとした策略が失敗に終わり、真の恩人である沈怜の存在が浮かび上がる。沈怜はどのようにして皇后の座を手に入れるのでしょうか?

第 6 話-真実の救世主
李章(周政)が記憶を取り戻し、帝位に就いた後、婚約を破棄した沈清瑶の裏切りと、真の恩人である沈怜の存在が明らかになる。宮廷での権力闘争と真実の愛が交錯する。沈怜は宮廷での逆境を乗り越え、李章との愛を貫けるのか?

第 7 話-真実の婚礼
李章(周政)は沈怜との婚礼を前に、沈家の裏切りと両親への侮辱に直面する。記憶を取り戻した李章は、真実の恩人である沈怜を守る決意を固め、沈家への復讐を誓う。李章はどのようにして沈家の陰謀を暴き、沈怜を守るのか?

第 8 話-婚礼の真実
沈清瑶は周政との結婚を許され、皇帝の婚礼に参加するが、そこに現れた本物の皇帝・李章によって真実が暴かれ、沈清瑶の嘘が明らかになる。真の皇后として迎えられる沈怜の運命はどうなるのでしょうか?

第 9 話-真実の恩人
記憶を取り戻した李章は、皇后として迎え入れた沈清瑶が真の恩人ではないと気づき、真実の恩人である沈怜を宮廷に迎え入れる。しかし、沈怜は太后や蘇婉柔からの迫害に遭い、民衆の怒りを鎮めるために自ら宮殿を出るが、瀕死の状態で李章に救出される。沈怜はどのようにして太后の信頼を得ることができるのか?

第 10 話-真実の暴かれた婚礼
李章(周政)は記憶を取り戻し、皇帝としての立場から沈清瑶の嘘を暴き、真の恩人である沈怜を皇后に迎えようとする。しかし、沈清瑶とその家族はこれを認めず、婚礼の場で大混乱が起こる。沈県令は李章を詐欺師と疑い、衝突が激化する。李章と沈怜の運命はどうなる?

第 11 話-詐欺師の正体
李章が皇帝としての正体を疑われ、詐欺師として糾弾される中、沈怜が臨県から取り寄せた罪人の似顔絵が到着し、真実が明らかになろうとしている。沈怜が取り寄せた似顔絵は、李章の正体を暴くことができるのか?

第 12 話-真実の暴露
李章(周政)が詐欺師として糾弾され、婚礼の場で真実が暴かれようとしている。沈怜は周政を信じるが、周政のほくろが絵の中の人物と一致し、罪人として捕らえられそうになる。しかし、天子の印章を持ち出すことで、状況が一転する。李章の真の正体は果たして何者なのか?

第 13 話-偽物か本物か?天子の印章の真実
淵国の太子・李章が周家で暮らす「周政」として記憶を失っていたが、真の皇帝としてのアイデンティティが問われる場面。沈家の人々が李章の持つ天子の印章を偽物と疑い、試そうとするが、印章が本物であることが証明され、李章の皇帝としての立場が明らかになる。沈家の人々は、李章が真の皇帝であることを認めるのか?

第 14 話-皇后の逆襲
沈清瑶が太后を人質に取り、皇帝・李章に公衆の面前で跪くよう要求する。李章は両親のためなら跪く覚悟だが、沈清瑶の行動がもたらす結果を警告する。皇帝が跪いた後、沈清瑶はどのような結末を迎えるのでしょうか?

第 15 話-皇帝の決断
李章(周政)は沈怜を救うために自ら跪くことを決意し、沈清瑶の悪事を暴く。婚礼の日に県令が謀反を起こし、皇帝の命が危険にさらされる。皇帝の命は無事に救われるのか?

第 16 話-真実の暴かれと逆転
周政(李章)が皇帝を名乗り印章を偽造したとして処刑されそうになるが、知府の登場で真実が明らかになり、逆転の瞬間が訪れる。知府の登場で事態はどうなるのか?

第 17 話-真実の暴かれと復讐
李章が記憶を取り戻し、皇帝としての正体を明らかにする中、かつて自分を虐げた周家や沈家の人々に対して復讐を開始する。特に、沈清瑶とその父に対しては、過去の行為を厳しく糾弾し、彼らの運命を決定づける。李章の復讐はさらにどのような展開を見せるのでしょうか?

第 18 話-権力の転換と真実の暴露
李章は沈魏らの権力乱用を断罪し、官職を剥奪、一族を流刑に処す。一方、沈清瑶は自分こそが皇后だと主張するが、真実が明らかになり、連行される。李章は沈怜に謝罪し、彼女を気遣う。沈怜はこれからどのような運命をたどるのでしょうか?

第 19 話-真実の愛の告白
李章は自分が長年慕っていたのが沈怜であったことに気づき、彼女に宮廷へ戻るように提案する。沈怜は初めて出会った時から李章を愛していたことを告白し、二人は心を通わせる。二人の愛は宮廷の陰謀を乗り越えられるのか?

第 20 話-皇后冊立の約束
李章は沈怜に対して、宮中に戻ったらすぐに皇后冊立の儀を行うと約束し、彼女を天下で一番幸せな女にすると誓います。さらに、今生今世決して裏切らないと固く約束し、かんざしを贈ります。李章と沈怜の皇后冊立の儀は無事に執り行われるのでしょうか?