病院のシーンから始まる緊迫感がたまらない。息子が母親を車椅子に乗せて運ぶ姿に涙腺崩壊。医師との対話で明らかになる骨髄移植の難しさ、適合しないという絶望的な結果に心が締め付けられる。白衣の女性が報告書を受け取る瞬間の表情が全てを物語っている。霧の中に消えた母というタイトルが示すように、家族の絆と医療の限界が交差する重厚なドラマ。ネットショートで観た中で最も心に残る作品の一つ。