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霧の中に消えた母13

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霧の中に消えた母

二十年前―― 秦良玉は帰宅途中、娘を人身売買組織に奪われ、同じ日に夫も亡くす。 その衝撃で心を病み、正気を失ってしまう。 二十年後。 娘の廖星苒は全国屈指の富豪となり、実の家族を探し始める。だが、従兄の李川とその妻・彭雪は、廖星苒の財産目当てに秦良玉を家から追い出し、代わりに彭雪の母周慧・敏を廖星苒の母として仕立て上げる。 やがて星苒は、どこか噛み合わない違和感に気づき始める。 そして――周囲から蔑まれていた“狂った女”こそが、自分の本当の母であるという事実に辿り着く。 奪われた二十年。 歪められた家族の絆。 霧の向こうに隠された真実が、今、明らかになる。
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本話のレビュー

豪門の宴会が戦場と化す、金銭の前で家族の絆は脆くも崩れる

このシーンの緊張感は画面から溢れんばかりだ!頭に傷を負った母親が地面に押し倒されるのを見て、心が張り裂けそうになった。黒いスーツ姿の娘の瞳に浮かぶ葛藤と絶望、隣にいる豊満な婦人の傲慢さとの対比、この階級と血縁の衝突はあまりに残酷だ。特に回想シーンにおけるあの青年の指摘が、真相をさらに謎めかせている。ドラマ『霧の中に消えた母』では、人間の貪欲が余すところなく描き出されている。すべてのコマが抑圧された怒りと無力感に満ち、画面に飛び込んであの可哀そうな母親を起こしてあげたい衝動に駆られる。ストーリーの展開は息を呑むほど緊迫している。