社畜の李暁はある日、小説の世界に転生し、五年後に実の姉である女帝によって惨殺される運命の悪名高き長公主・鳳栖梧になってしまう。
最悪の運命を変えるため、彼女は生き残りを懸けて動き出す。
まず忠義に厚い鎮南将軍・葉懐瑾を味方につけて軍権を掌握し、さらに莫大な財力と策略を持つ賭場の支配者・明月如と手を組む。そして投獄された貧民出身の天才書生・秦遇之を救い、最強の軍師へと育て上げていく。
明月如の策により、汚職にまみれた玉家を破産寸前まで追い込み、その資金で自らの軍勢を拡大。鳳栖梧の勢力は急速に王朝を揺るがしていく。
しかし明月如は、前世から彼女に狂おしい執着を抱く転生者だった。彼は葉懐瑾を罠にはめ、自ら救出を手助けした末に裏切り、ついには彼を殺したかのように見せかけて虎符を奪う。
愛する人を失った鳳栖梧は軍を率いて宮廷へ進軍し、ついに女帝として即位する。だが即位の日、明月如が本性を現し、反乱を起こす。絶体絶命のその瞬間、仮面の将軍が正体を明かす――それは死んだはずの葉懐瑾だった。
数々の陰謀と裏切りを乗り越え、鳳栖梧は一代の女帝へと成り上がる。