スラム街で育った天才彫刻家のΩ・アッシュは、伯父母の支配から逃れるため、名門貴族の御曹司になりすまして上流社交界へ潜り込む。そして四大財閥の一つ、キャヴェンディッシュ家の後継者トリスタンを最高の獲物と狙っていた。
ある晩、数独勝負で帝国を支配する冷酷な王ジュリアンを打ち負かしたアッシュ。しかし、その一戦をきっかけにジュリアンから密かに目をつけられてしまう。
そんな中、アッシュの金賞作品を盗作したΩの令嬢シェリエンに正体を見破られ、激しい嫌がらせを受ける。
その瞬間、アッシュの正体を隠していたものが外れ、漂う百合の香りと首元の刺青がジュリアンの過去を呼び起こす。
王の怒りが、アッシュを絶望から救い出す。