若くして夫を亡くし、三人の子どもを育ててきた遥香。
苦しい日々のなか、勝也と出会い、心を寄せるようになる。
子どもたちを受け入れてくれた彼と再婚するが、その直後、三人は謎の水難事故で命を落とす。
深い悲しみに沈んだ遥香は自ら命を絶とうとするが、勝也に救われ、彼にすがるように生きてきた。
それから十数年――
失ったはずの子どもが突然現れ、全ての真実が明かされる。
再婚は補償金が目的。
子どもたちは、勝也の不倫を知ったために命を狙われた。
裏切りに打ちのめされながらも、遥香は心に誓う。
「もう二度と誰にも奪わせない。私は、私の人生を取り戻す――」