大陸の天道の化身である姜先生は、慈悲深く、神性に満ちた人物。もともと東部の霊台山に隠居していた。前代の斉王・趙宣素は国内の混乱で不正に即位し、龍脈はほぼ断絶、国土は破壊寸前、家族も不運に見舞われ重病に倒れようとしていた。趙宣素は自ら輪廻に入らぬことを誓い、三年にわたり斉国の龍脈を鎮め、趙家の正統を守るため姜先生を霊台山から呼び出す。しかし現王は姜先生の正体を知らず猜疑心から攻撃し、国から追い出そうとする。
三大覇主の一人、大夏女帝・宗妙音は東部の危機を察し、観星監正・呉辰司の50年にわたる占術で、斉国宮廷にいる姜先生が希望の光であることを知る。宗妙音は使臣・周正を派遣し、姜先生を捜し出して苦海を鎮めさせる。しかし姜先生は斉国で何度も妨害され、眼帯を外されることで保護の力を失い、彼を害そうとした者には天罰が下る。
全話一覧全69話

第 1 話-運命の使者
大夏女帝・宗妙音は、七星連珠の日に洪水の危機に直面し、観星監正・呉辰司の占いにより、斉国の姜尚が苦海を鎮める唯一の希望であることを知る。彼女は使臣・周正を派遣し、姜尚に救いを求める。周正は無事に姜尚を見つけ、大夏の危機を救うことができるのか?

第 2 話-龍脈の鎮めと契約の重み
姜尚先生は斉国の龍脈を鎮めるため、二つの本命字を立て、八つの鎮国碑を降ろし、怨龍を釣竿に封じた。三年の契約が明日の午の刻に終わりを迎えようとする中、斉国の民を救うための最後の時が迫る。契約の終了後、斉国に再び災厄が訪れるのか?

第 3 話-世子の怒りと大夏の使者
世子は姜先生に対する不満を爆発させ、斉国の政治を代行しようとするが、姜先生の言葉に群臣が従い、功徳碑の建立が延期される。世子の怒りが頂点に達した時、大夏の使者・周正が到着し、新たな展開が始まる。大夏の使者が斉国に何を求めているのでしょうか?

第 4 話-大夏の使者と斉国の運命
大夏の女帝が使者を派遣し、斉国との同盟を提案するが、斉国の世子は姜尚様を疑い、彼を排除しようとする。姜尚様の力を恐れた世子は策略を巡らせ、大夏の使臣を利用して姜尚様を追い払おうとする。しかし、その過程で世子自身の運命が危うくなる。世子の運命はどうなる?姜尚様はどう行動する?

第 5 話-墨宝の争い
斉国の世子と王の間で姜尚様の墨宝を巡る争いが勃発し、王座をめぐる緊張が高まります。大夏使臣の到着を前に、王と姜尚様の立場が揺らぎ、国の面子と権力の行方が焦点となります。姜尚様は王座を降りるのか?

第 6 話-玉座をめぐる対立
斉国の王族と姜先生の間で権力闘争が激化し、趙家の正統を主張する世子と、姜先生の功績を認める臣下たちが対立する中、大夏の使節が到着し、苦海の危機を訴えて姜先生の助力を求める。姜先生は大夏の要請を受け入れるのか?

第 7 話-大夏の使臣と斉国の運命
大夏の使臣が姜先生に跪く姿を見た斉国の世子は驚愕し、君臣の関係に疑問を抱く。先代斉王が姜先生に委ねた監国の役割と現王の猜疑心が衝突し、趙家の未来が揺らぐ中、大夏の介入が斉国の命運を左右する局面となる。大夏の介入により、斉国の内部抗争はどうなるのか?

第 8 話-運命の対決
斉国の世子と大夏の使臣の間で緊迫した対立が起こり、姜先生の正体と力が明らかになる中、苦海の危機と東部の民の運命が懸かる。姜先生は苦海を鎮めることができるのか?

第 9 話-天命と釣竿
大夏女帝・宗妙音の使臣が斉国を訪れ、姜先生に苦海を鎮めるよう要請するが、斉国の太后はこの要請を誤解し、男色を献上しようとする。姜先生は釣りをしながら天命の乱れを感じ取り、斉国の未来が危ういことを警告する。姜先生は苦海を鎮めるために大夏に向かうのか?それとも斉国の命運を見守るのか?

第 10 話-龍脈の危機
姜先生が斉国の王太后と対峙し、彼女の過去の罪を暴き、龍脈を守るための最終決断を迫られる。王太后の貪欲さが国の存続を脅かす中、姜先生は趙宣素との約束を果たすため、重大な決断を下す。姜先生の決断は、斉国の運命をどう変えるのか?

第 11 話-竿折れ、怨龍現る
斉の太后が姜先生の竿を折り、天罰を無視した結果、怨龍が現れ、斉に大厄災が降りかかる転換点。怨龍の出現後、斉の運命はどうなるのか?

第 12 話-黒龍の出現と宮廷の混乱
斉国の宮廷に突然黒龍が現れ、大厄が降りかかる兆しを見せる。太后はこれを幻と断じるが、周囲は恐怖に駆られ混乱に陥る。太后は自らの権威を振りかざし、反対者を粛清しようとするが、その行動がさらなる災いを招く可能性がある。太后の行動は本当に天罰を避けることができるのか?

第 13 話-天罰の顕現
太王太后が突然の死を迎え、その死が姜先生の予言通りであったことが明らかになる。宮廷内では天罰が下ったと騒然となり、宋瑛は姜先生に救いを求める。一方、周正はこの事件を女帝に急報する。姜先生は太王太后を救うことができるのか?

第 14 話-苦海の危機と大夏の決断
大夏女帝・宗妙音は、苦海の水位が上昇し国が危機に瀕していることを知り、監正の占いにより斉国の姜先生が唯一の希望であると確信する。彼女は使臣・周正に不惜の代償を払ってでも姜先生を迎えるよう命じる。一方、斉国では太王太后の重篤な病状が報告され、宮廷は混乱に陥る。姜先生は無事に大夏に迎えられるのか?そして、太王太后の命運はどうなる?

第 15 話-天命の裁きと斉国の運命
王太祖母が国運消散の兆しを感じ、趙宣素の行動が斉国に災厄をもたらすことが明らかに。姜先生は斉国の未来を予見し、既に手遅れだと宣告する。王族たちは必死に姜先生に助けを求めるが、彼は斉国を見捨てる決意を固める。姜先生は本当に斉国を見捨てるのか?

第 16 話-王族の対立と決断
斉国の王族と姜先生の間で激しい対立が起こり、宋瑛が姜先生を信じて行動を起こすが、王の命令で投獄される。宋瑛の投獄後、斉国の運命はどうなるのでしょうか?

第 17 話-天命の裁き
姜先生が斉国の王族に侮辱され、その結果として天罰が下り、北境が敵国に攻め落とされる。王の急死により、斉国の運命は大きく揺らぐ。姜先生との縁が絶たれた斉国は、今後どうなるのか?

第 18 話-天命の裁きと大夏の救済
姜先生は斉国での妨害を乗り越え、大夏の使臣・周正に請われて大夏へ向かう。大夏女帝・宗妙音は九鼎の大礼を備え、自ら姜先生を迎える準備をするが、臣下の疑念が浮上する。姜先生は大夏で本当に苦海を鎮めることができるのか?

第 19 話-大夏の希望
大夏の皇帝は、斉国の漁師・姜先生が国の唯一の希望であると信じ、臣下たちの反対を押し切って彼を迎え入れようとする。苦海の荒れや天象の異変が国を襲う中、皇帝は姜先生の力を頼りに国運を立て直そうと決意する。姜先生は本当に大夏を救うことができるのか?

第 20 話-清浄への誓い
大夏女帝・宗妙音は国運の危機を救うため、姜先生に助力を求め、彼の清浄を重んじる供奉の条件を受け入れる。しかし、その理由に疑問を抱く。姜先生が清浄をこれほどまでに重視する理由とは?