祝いの席で棺桶を掲げるなんて、正気の沙汰じゃない!でも、彼女のあの狂気じみた笑顔を見ると、ただの狂人ではないことがわかる。裏切られた怒りがこれほどまでの行動を生むのか。死んだはずの私というタイトルが示す通り、一度は絶望した魂が蘇ったような迫力がある。血に染まる白いドレスとの対比があまりにも残酷で美しい。
最初は華やかな誕生日パーティーかと思ったら、一転して修羅場へ。倒れる父親、血まみれの娘、そしてそれを冷ややかに見守る赤い女。この緊張感、画面越しでも息が詰まりそう。ネットショートアプリで観ているのに、まるで劇場にいるような没入感。登場人物たちの絶望的な表情が忘れられない。
純白のドレスを着た娘と、鮮烈な赤いドレスの女。この色彩の対比が物語の全てを語っているようだ。白は汚され、赤は勝利を収める。カメラマンが必死にシャッターを切る姿も、この異常事態を象徴している。死んだはずの私というフレーズが頭をよぎり、彼女が何を失ったのか想像するだけで胸が痛む。
父親が倒れ、娘が血にまみれて叫ぶシーンがあまりにも痛々しい。家族の絆が崩壊する瞬間をこれほど生々しく描かれると、見ていて辛くなる。でも、その悲しみの奥に隠された真実が気になって仕方ない。赤い女の正体は何者なのか。このドラマの展開から目が離せない。
マイクを向けられても動じない、むしろ高揚しているような赤い女の表情が怖い。普通なら警察を呼ぶ場面なのに、なぜかメディアが取材している。この歪んだ世界観がたまらない。死んだはずの私というタイトル通り、常識が通用しない物語が展開されている。