チェック柄のコートを着た女性の表情の変化が印象的。最初は不安げな顔をしていたのに、主人公との会話が進むにつれて笑顔になっていく様子が自然で良い。主人公も最初は警戒していたような顔だったが、最後は安心したような表情を見せていて、二人の関係性が気になります。
テーブルの上に積まれた現金と、籠に入っている燻製肉や卵の対比が面白い。都会から来たと思われる主人公と、村の人々との価値観の衝突かと思いきや、意外とスムーズに話がまとまる展開に安心した。『寒い寒い冬に』の寒さを吹き飛ばすような温かいやり取りでした。
最初は主人公を囲んで威圧的な態度をとっていた村人たちが、すぐに打ち解けて贈り物を渡す姿に、田舎特有の結束力を感じた。緑色のジャケットを着たおじさんが嬉しそうに箱を抱えている姿が特に印象的で、このドラマの温かさを象徴している気がする。
農具を突きつけられても全く動じない主人公の胆力がすごい。青いジャケットにグレーのセーターという清潔感のある服装も、村の雰囲気と対照的で目立つ。彼が何を目的にこの村に来たのか、そして『寒い寒い冬に』というタイトルが暗示する過去が気になって仕方がない。
動画の序盤のピリピリした空気から、後半の和やかな雰囲気への転換が鮮やか。誰も怪我をせず、お互いに納得して手土産を交換する結末は見ていて心地よい。主人公とチェック柄コートの女性の間に流れる微妙な空気感も素敵で、続きが気になる展開だった。