豪華なリビングで行われる重苦しい会議。杖をついた老人の威厳と、それを囲む家族たちの複雑な表情が印象的だ。特に白いスーツの女性は腕組みをして冷ややかな態度を崩さず、青いドレスの女性は不安げに周囲を窺っている。この緊迫した空気感の中で、二度目の人生で、運命の人に出会ったという希望がどう描かれるのか、続きが気になって仕方ない。登場人物たちの視線の応酬だけで、隠されたドラマが透けて見える演出が素晴らしい。