ダンジョンが現世に出現し、各国は「守護者」の力によって災厄を退け、国の繁栄を守っていた。
黄仙の黄陂は、天師の託宣を受け、大盛国のダンジョンを百年もの間守り続けてきた。幾度となく怪異を討ち、災厄を封じ込めたことで、大盛国は長きにわたり平和と繁栄を享受する。
しかし、その絶大な功績はやがて人々の妬みを招く。讒言に惑わされた王国は黄陂を裏切り、守護者の座から追放してしまう。
百年の務めを終えた黄陂は天劫を乗り越え、ついに神へと昇格。そんな彼のもとへ、災厄に苦しむ隣国が救いを求めて訪れる。黄陂は公平な契約を条件に、その国の新たな守護者となることを決意する。
一方、大盛国は後任として狐仙を迎えるが、その狐仙は私欲にまみれ、見返りばかりを求めて災厄を放置。怪異は瞬く間に国を侵食し、大盛国は滅亡への道をたどっていく。
ようやく自らを真に必要としてくれる場所を見つけた黄陂は、新たな国を守り続け、人々に永き平穏をもたらしていく。