通天峰を頂とする武の世界
六歳の少女・団は、消息不明の父を探すため山を下りる。
しかし沈寧風に騙され、沈家で「教習」として迎えられることに。
彼女は玄鉄の腹当てや重い針を使い、筋を断たれた少年・沈銘を再び立たせようと厳しい修行を課す。
やがて沈家は西域の武道会へ――
団はその小さな体で驚異の武を見せつけ、周囲の疑念を打ち砕く。
そこで明かされたのは、彼女こそ通天峰最強の後継者、そして沈銘の娘だった。
沈家は一躍西域第一の名門に。
だが東域から現れた妖艶な黛綺絲が再び波乱を呼ぶ。
その陰で、東域教主・柳顔――すなわち団の母――が現れ、誤解の末に黛綺絲を討ち取る。
青龍の玉佩が導いた家族の再会。
東西武道会を制し、沈家は再び栄光の名を取り戻す――。