天才的な医学生だったハーパーは、その才能を隠しながら、ホッケー部キャプテンのドラコの恋人として、そして使用人同然の立場で彼に尽くしていた。
しかしドラコは別の女性のために、ハーパーの研究成果を奪い、彼女の未来を踏みにじる。
すべてを失ったハーパーは姿を消し、遠く南極へと旅立った。
――それから5年後。
彼女は世界中にその名を轟かせる伝説の外科医「Dr.E」として帰還する。
かつて見下していた女性が誰もが敬う存在となって現れた時、ドラコは初めて気づく。
自分が裏切ったのは、かけがえのない人だったことを。
失ってからでは遅すぎた愛。
再会した二人を待ち受けるのは、赦しなのか、それとも永遠の別れなのか――。