青州・蕭家の庶子、蕭琰は幼い頃から一族に見下され、母・鐘蓮もまた出自の低さゆえに虐げられてきた。叔父の蕭安道や兄の蕭霆からも度重なる嫌がらせを受け、母子は苦しい日々を送っていた。
だが蕭琰は密かに三人の高名な道祖に師事し、希少な「武神の肉体」を宿していた。力を隠すため、五千斤もの重りを身につけ、実力を封じ続けていたのだ。
青雲門の弟子選抜試験では、あえて最下位に甘んじ、唐家の天才・唐千帆に侮辱される。しかし決闘の場で重りを外した瞬間、圧倒的な力を解放し、一撃で唐千帆を打ち破る。
その後、唐家は北域の昊天宗を頼るが、宗主・孔晟の正体は蕭琰の祖父だった。娘を取り戻すため蕭家へ攻め込み、鐘蓮を連れ去ってしまう。
天池で鍛錬を重ね、武神の力を完全覚醒させた蕭琰は、南北の武道対決で孔晟を破り、両域の争いを終結させる。さらに唐家の陰謀を打ち砕き、母を守り抜いた彼は、屈辱に満ちた運命を覆していく。