蕭家の令嬢・蕭吻雪は、かつて自分を救った少年を探し続けていた。
だが目の前にいたのは、路上で物乞いをする青年・李天命だった。
ならず者に椀を叩き落とされるも、彼の瞳にはただならぬ殺気が宿る。
彼こそ、裏社会で冥王と恐れられる存在。
騒然とする往来の中、吻雪は迷わず彼の前に跪き、プロポーズする。
恩を忘れぬ覚悟と、圧倒的な美貌。天命はそれを受け入れ、彼女と共に蕭家へ。
しかし名門の一族は激怒。
「令嬢が乞食と結婚など家門の恥だ」
選択は二つ――男を捨てるか、家を出るか。
「僕たちが去った瞬間、後悔するのは蕭家のほうだ」…