難病を抱える個性派少女・葉檸は、亡き母の願いを叶えるために「悪魔」と噂される叔父・謝聿礼に近づく。しかし謝聿礼は葉檸の弱みを見抜き、逃げ場のない罠を張り巡らせる。
けれど、ウサギだって追い詰められれば噛みつくもの──。
どれだけ冷酷で支配的でも、葉檸は決して彼の横暴に屈しなかった。
冷血漢の謝聿礼が、いつしかその小さな背中に心を奪われていく。上位者の低頭には密やかな真心が隠されている。数々の出来事を経て、謝聿礼が想像していたほど怖い人物ではないことに葉檸は気付いた。
苦くて甘い、愛という名の物語。