七年前、豆腐売りの謝知微は、身分を隠して民間を巡っていた皇帝・楚風眠と夫婦となった。だが楚風眠が宮廷に戻った後、記憶を失った謝知微は、落ちぶれた書生・蕭然に騙され、七年間も養ってしまう。
蕭然が科挙で状元となり安和公主との婚姻を望む頃、記憶を取り戻した謝知微は息子を連れて都へ乗り込み、返済を求めるが逆に迫害される。
楚風眠が皇后を探している間に謝知微とすれ違い、蕭然は謝知微の正体に気付き口封じを図る。息子を逃がそうとした謝知微は楚風眠に救われるが、互いに正体を明かせぬまま…。
蕭然は偽の皇后を仕立てて彼女を陥れようとするが、皇帝は陰謀を見抜く。そして皇后冊封の儀式で、謝知微は偽者を暴き、蕭然と公主を告発し三人は処刑。
ついに謝知微は真の皇后となり、楚風眠と再び結ばれる――。
全話一覧全76話

第 1 話-記憶と陰謀
皇帝・楚風眠は十年間、行方不明の皇后・謝知微を探し続けている。一方、記憶を失った謝知微は蕭然に騙され、彼の妻として暮らしていた。蕭然が科挙で状元となり、安和公主との結婚を望む中、謝知微は記憶を取り戻し、蕭然に借金の返済を求めるが逆に迫害される。皇帝と皇后は互いの正体に気付かぬまま、すれ違う。謝知微と楚風眠はいつお互いの正体に気付くのでしょうか?

第 2 話-記憶の回復と真実の夫
謝知微は息子に、父である蕭然が自分を覚えていないと説明する。蕭然が科挙に合格し状元となったことで、謝知微は苦労が報われると喜ぶが、記憶が戻り真の夫が楚風眠だったことに気づき、蕭然に十年も騙されたことに激怒する。謝知微は蕭然にどんな復讐をするのでしょうか?

第 3 話-皇后の正体
謝知微は息子に真実を告げ、蕭然が自分の夫ではないことを明かす。彼女は蕭然に騙された借金の返済を要求するが、逆に脅される。一方、皇帝は皇后を探し続けており、謝知微との運命的な再会が近づいている。皇帝と謝知微は無事に再会できるのか?

第 4 話-安和姫との衝突
謝知微と息子が安和姫の馬車にぶつかり、無礼を働いたとして糾弾される。謝知微は息子を守るために代わりに罰を受けることを申し出るが、その際に皇帝・楚風眠が到着し、謝知微の正体に気付きそうになる。楚風眠は謝知微の正体に気付くことができるのか?

第 5 話-皇后の再会と陰謀
謝知微が京に到着したことが明らかになり、楚風眠は彼女を見つけるために密偵を集める。一方、謝知微と息子は弱い立場であることを自覚し、父である皇帝を見つけるまで我慢することを決意する。謝知微と楚風眠は無事に再会できるのか?

第 6 話-偽りの告発と真実の対決
謝知微が蕭然の祝宴に現れ、過去の借金と真実を明らかにしようとするが、安和公主と蕭然によって逆に追い詰められる。皇帝の介入により、謝知微は救われるが、蕭然の陰謀が表面化する。謝知微と楚風眠はついに再会できるのか?

第 7 話-記憶を取り戻した皇后の逆襲
謝知微が記憶を取り戻し、蕭然の嘘と陰謀を暴くが、逆に迫害され危機に陥る。しかし、皇帝の介入により救われ、真実が明らかになる。謝知微と楚風眠は無事に再会できるのか?

第 8 話-真実の対決
謝知微は蕭然と安和姫の不正を暴き、借金の返済を要求するが、逆に迫害され、息子の祁玉まで危険にさらされる。絶体絶命のピンチで、皇帝の介入により救われるが、互いの正体を明かせないまま、緊迫した状況が続く。謝知微と楚風眠は、いつお互いの正体を知ることができるのか?

第 9 話-皇后探しの陰謀
皇帝楚風眠が皇后である謝知微を探している中、蕭然は自分の立場を利用して皇帝に取り入ろうとする。安和公主との結婚を条件に、皇后探しを任される蕭然だが、謝知微は包様に助けを求める決意をする。蕭然は本当に謝知微を見つけることができるのか?

第 10 話-謝知微の告発
謝知微が蕭然を金銭詐欺と権力乱用で訴え出し、包様が公正な裁きを約束する中、安和姫が蕭然をかばおうと介入する。蕭然と安和姫の陰謀は暴かれるのか?

第 11 話-真実の暴露
謝知微は蕭然が金を騙し取ったことを包様に訴え、帳簿や医者の診断書を証拠として提出する。蕭然は自分が騙していないと主張するが、証拠の前で追い詰められる。蕭然はこの窮地からどう逃れるのか?

第 12 話-権力と正義の対決
蕭然は謝知微から騙し取った金の返済を求められるが、安和姫の介入で事態はさらに混乱する。一方、楚風眠は皇后・謝知微を探すため、彼女の絵姿を元に京で探させる。謝知微は無事に皇帝と再会できるのか?

第 13 話-皇后の正体
謝知微と息子が蕭然に捕らえられ、薪小屋に閉じ込められる中、皇后様の絵姿が届き、謝知微が本物の皇后であることが明らかになる。蕭然はこの事実を知り、どう行動するでしょうか?

第 14 話-皇后の真実と逃亡
謝知微が皇后であることが明らかになり、安和公主と蕭然は彼女を排除しようと計画する。一方、謝知微は息子の祁玉を逃がすため、玉佩を手がかりに皇帝を探すよう促す。祁玉は無事に皇帝を見つけられるのか?

第 15 話-皇后の危機
謝知微が蕭然に捕らえられ、殺されそうになるが、息子の助けを求める声が皇帝・楚風眠に届き、危機一髪で救われる。蕭然の陰謀はこれで終わるのか?

第 16 話-皇后の危機
謝知微とその息子が蕭然と安和公主に捕まり、虐待される。息子は謝知微を助けようとするが、逆に危険にさらされる。絶体絶命の状況で、楚風眠が現れ、謝知微を救う。楚風眠は謝知微と再会できるのか?

第 17 話-皇帝の緊急介入
謝知微が危機に陥った時、楚風眠が駆けつけて彼女を救う。安和公主の悪行が明らかになり、皇帝は怒りを露わにする。謝知微と楚風眠はついに再会できるのか?

第 18 話-記憶の欠片と別れの約束
謝知微は深刻な怪我を負い、毒まで飲まされたことで命の危機に瀕している。医師も回復の見込みを断言できず、彼女の息子は母を必死で呼び止める。一方、楚風眠は八皇子の反乱を知り、急ぎ都に戻らなければならない。彼は謝知微に別れを告げずに去ったことを詫び、生活費と玉佩を残し、政局が安定したら必ず后として迎えに来ると約束する。しかし、祁玉の涙を見て、楚風眠はなぜか心が痛む。楚風眠は無事に政局を安定させ、謝知微を后として迎えに行けるのか?

第 19 話-記憶の糸と玉佩の秘密
重傷を負った女性を治療するため、皇帝は宮廷一の名医を呼び寄せる。その過程で、少年・祁玉が持つ玉佩が注目され、それが皇帝の元妻・謝知微との関係を示唆する。玉佩を巡る会話から、祁玉が謝知微の子である可能性が浮上し、皇帝の心中に疑惑と期待が交錯する。祁玉の本当の父親は誰なのか?

第 20 話-玉佩の真実
謝知微と息子が蕭然と安和公主に迫害される中、皇帝・楚風眠が玉佩をめぐる真実に気付き始める。蕭然らの嘘が明らかになり、謝知微親子の運命が大きく動き出す。皇帝は謝知微の正体に気付くことができるのか?