21世紀の大学生・趙奕は、ひょんなことから大周の時代へと転生してしまう。到着早々、安国公の孫娘・楚嫣然との騒動で、女帝と安国公に捉えられ、斬首寸前となる。
理不尽な運命に抗うように、趙奕は「北狄を退けてみせる」と誓い、戦場へ。
戦地では、集めた汚物を煮詰めた「金汁」を用いた奇策が大当たりし、見事な勝利を収めて凱旋。
その功績により兵部員外郎となった彼は、城壁を固めるための方法や、国庫を潤す策など次々と改革を推し進め、さらに女帝を盾に、非協力的な工部尚書をも黙らせていく。
やがて、強気な女帝も、気高い楚嫣然も、次第に趙奕に心を寄せていく。
しかし当の本人は飄々とこう言い放つ――「臣は身は重ねても、生活には踏み込まぬと誓います」。
全話一覧全70話

第 1 話-転生の混乱
21世紀の大学生・趙奕が大周の時代に転生し、安国公の孫娘・楚嫣然との騒動で女帝と安国公に捉えられ、斬首寸前となる。理不尽な運命に抗い、趙奕は「北狄を退けてみせる」と誓い、戦場へ向かう。趙奕は無事に戦場で活躍できるのか?

第 2 話-責任を取る覚悟
趙奕は安国公の孫娘・楚嫣然に手を出したことで糾弾されるが、北狄の侵攻を退けることで責任を取ると宣言。彼の決意が女帝と安国公を動かす。趙奕は本当に北狄を退け、嫣然への責任を果たすことができるのか?

第 3 話-生死をかけた問答
趙奕は女帝の三つの難問に答え、巧みな策略と大胆な発想で女帝を感服させる。特に北狄撃退のための革新的な戦術を提案し、自ら先鋒を志願する。趙奕は果たして北狄の大軍を撃退できるのか?

第 4 話-決意の出征
趙奕は北狄撃退のための先鋒として任命され、戦場に向かう決意を固める。楚嫣然は心配しながらも見送りに訪れ、二人の間に強い絆が確認される。趙奕は無事に戦場から帰還できるのか?

第 5 話-金汁の奇策
趙奕は敵軍との戦いで父が負傷したことに衝撃を受けつつも、糞を煮詰めた「金汁」という奇策を考案。臭くて不潔なこの兵器で敵を苦しめ、戦況を逆転させようとする。趙奕の「金汁」作戦は果たして成功するのか?

第 6 話-逆転の大勝
前線で消息を絶った趙奕が、朝廷から断罪されそうになる中、北狄軍を破り大勝を収めたという知らせが届く。趙奕の次の奇策は何だろうか?

第 7 話-汚物戦術の勝利と女帝の決断
趙奕は汚物を使った奇策で北狄を撃退し、兵部員外郎に任命されるが、その手段を非難する臣下たちと激論を交わす。最終的に女帝は趙奕の功績を認め、帝師に任命する。女帝と趙奕の密会で、どんな重大な決断が下されるのでしょうか?

第 8 話-推恩令の策
趙奕は女帝に「推恩令」という策を提案し、藩王たちの勢力を分散させることで内政を整えようとする。女帝はその策を評価するが、趙奕に対する複雑な感情も露わにする。女帝は趙奕の提案を実行に移すのか、それとも彼への不信感を募らせるのか?

第 9 話-危機一髪!趙奕の大胆な行動
趙奕は誤って女帝に触れてしまい、去勢の危機に陥るが、セメント製造の功績で罪を償うことを約束し、女帝の信頼を得る。さらに、工部の協力を得るための権限を女帝から授かり、改革を推し進める決意を固める。趙奕は無事にセメントを完成させ、女帝の信頼を勝ち取ることができるのか?

第 10 話-縁談の危機
趙奕は楚嫣然に会うため安国公邸を訪れ、安国公の怒りを買う。しかし、都中の噂となっている二人の関係を利用し、縁談を認めるよう迫る。安国公は半刻だけの面会を許すが、趙奕は急いで嫣然に会いに行く。半刻だけの時間で、趙奕と楚嫣然は何を話すのでしょうか?

第 11 話-勝利と求婚
趙奕は戦場での勝利を収め、兵部員外郎に任命された。彼は楚嫣然に心から謝罪し、正式に求婚することを約束するが、その態度は相変わらず軽薄で、楚嫣然を怒らせてしまう。趙奕の求婚は果たして受け入れられるのか?

第 12 話-セメント計画と父子の対立
趙奕はセメントの量産化を目指し、父親に資金援助を求めるが、父親は浪費と断固拒否。趙奕は陛下の命令を盾に脅し、ついに資金を引き出すことに成功する。趙奕のセメント計画は成功するのか?そして、父親との関係はどうなるのか?

第 13 話-セメント革命と工部の抵抗
趙奕は新しい建築材料「セメント」の開発に着手し、その材料を集めるために部下たちに指示を出す。一方、工部は趙奕の要求を渋り、対立が深まっていく。趙奕は工部の抵抗をどう乗り越えるのか?

第 14 話-権力の挑戦
趙奕が工部尚書・孫徳才に対して、女帝から授かった金札を提示し、自身の権力を示す。工部ができないことは自分が行い、命令に従わない場合は工部を潰すと脅す。孫尚書は一時的に屈服するが、復讐を誓う。趙奕の権力行使に対して、孫尚書はどのように復讐を企てるのでしょうか?

第 15 話-弾劾の危機と安国公の決断
趙奕がセメント製造のために工部で騒動を起こし、成果が出ていないとして工部尚書・孫徳才から弾劾されそうになる。楚嫣然は趙奕を心配し、安国公に助けを求める。安国公は孫娘の願いを聞き入れ、趙奕を助けることを決意する。安国公は趙奕をどのように救うのでしょうか?

第 16 話-金札をめぐる争い
兵部尚書の子・趙奕が陛下から賜った金札を使い横暴に振る舞ったとして、孫尚書から弾劾される。趙奕はセメント製造の成功で彼らを黙らせようとする。趙奕のセメントは本当に成功するのか?

第 17 話-セメント煉瓦の真価
趙奕が開発したセメント煉瓦が孫尚書によって贅沢浪費と批判される中、その真価を証明するために趙奕が挑戦状を叩きつける。孫尚書は本当に頭で煉瓦を割ることができるのか?

第 18 話-煉瓦の挑戦
趙奕が新たに開発した超硬質の煉瓦を巡り、禁軍大統領の南宮玥と対決することに。趙奕の科学的知識と南宮玥の武術の頂上決戦が繰り広げられる。果たして南宮玥は趙奕の煉瓦を砕くことができるのか?

第 19 話-セメント煉瓦の進献
趙奕はセメント煉瓦という新技術を開発し、大周の城壁強化に貢献しようとする。しかし工部尚書は彼の若さと低い官位を理由にこの重要な技術の管理を自分たちに任せるよう主張し、趙奕の功績を認めながらも重責から外そうとする。趙奕は工部尚書の策略をどう切り抜けるのか?

第 20 話-セメント煉瓦を巡る権力闘争
趙奕が開発したセメント煉瓦を巡り、丞相との間で激しい対立が勃発。趙奕は丞相の無知を暴き、女帝の支持を得るが、丞相は国庫逼迫を理由に趙奕を非難。趙奕は逆に汚職官吏の家財没収で国庫を補填する策を提案し、丞相を逆襲する。趙奕の提案は実行されるのか?丞相の運命はどうなる?

