男が楽しそうに電話している裏で、別の場所では女がスマホの画面を見て凍りつく。この対比が素晴らしい。裏切られて死んだので、今度は立てこもりという展開を予感させる演出に、ネットフリックスのドラマを見ているような没入感がある。
ロブスターや豪華な料理が並ぶ食卓だが、男の電話の内容と女たちの反応が全く噛み合っていない。裏切られて死んだので、今度は立てこもりというタイトルの通り、この平和な食事会が崩壊する瞬間が待ち遠しい。
ダイニングルームの男と、寝室のような部屋のカップル。二つの空間を行き来する編集が、視聴者の不安を煽る。裏切られて死んだので、今度は立てこもりというストーリーテリングが、短編でありながら映画のような重厚感を持っている。
男は電話で嘘をついているのか、それとも本当のことを話しているのか。女たちの驚愕の表情が全てを物語っている。裏切られて死んだので、今度は立てこもりというタイトルの意味が徐々に理解できてきて、ゾクゾクする。
美味しそうな料理を前にしながら、男の表情が硬直していく。電話の向こうの声が聞こえないのが逆にリアルで、裏切られて死んだので、今度は立てこもりという展開への伏線が随所に散りばめられているのが凄い。