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私はいらない娘でした12

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私はいらない娘でした

沈真真は元々聡明で活発な少女だったが、6歳の時に弟・沈明澤を救おうとして知能障害を負い、以来、家族の中で無視される厄介者となった。両親はすべての愛情を健康な息子に注ぎ、沈明澤は成長するにつれて姉への嫌悪と逃避を次第に強めていく。成人した沈明澤は、恋人・何暁桐と結婚するため、母・王秀蘭と父・沈建軍と一緒に、沈真真を家の水がめの中に密かに隠し、最終的に彼女を死に至らしめる。
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本話のレビュー

電話の向こうの絶望

冒頭の電話シーンから胸が締め付けられます。姉からの着信を無視する弟の表情に、何か隠された事情を感じざるを得ません。その後、水に沈む姉の姿がフラッシュバックし、彼が抱える罪悪感が痛いほど伝わってきます。家族の集まりでの偽りの笑顔と、車内での緊迫した空気の対比が素晴らしいです。『私はいらない娘でした』というタイトルが、姉の叫びのように響きます。

車内の沈黙が怖い

車の中で両親が動揺し、弟が必死に何かを隠そうとする様子がリアルすぎて息苦しくなりました。特に母親が胸を押さえて苦しむシーンや、父親が涙ながらに語る場面は、言葉にならない重圧を感じさせます。ネットショートアプリで観ているのに、まるでその場に同乗しているような臨場感がありました。姉の最期の姿と重ね合わせると、この家族の崩壊が悲しすぎます。

姉の最期の叫び

暗闇の中で水に沈みながら電話をかける姉の姿があまりにも痛々しかったです。助けを求めようとするも届かない絶望感が、画面越しに伝わってきます。弟がその電話に出られなかった後悔は、計り知れないでしょう。『私はいらない娘でした』というセリフが、彼女の人生を象徴しているようで涙が止まりません。家族の秘密が徐々に明らかになる展開も惹き込まれます。

偽りの家族愛

豪華なリビングで集まる家族の姿は平和に見えますが、その裏で進行する悲劇との対比が鮮烈です。姉を演じる女優さんの笑顔の裏に隠された悲しみや、弟の複雑な心境が見事に表現されています。特に、姉が水を被るシーンと、家族が談笑するシーンが交互に映し出される演出は、視聴者の心を揺さぶります。この作品は、家族という名の仮面を剥がす恐ろしさを描いています。

弟の葛藤が切ない

弟が姉からの電話に出られなかった理由が気になります。単なる無視ではなく、何か大きな事情がありそうで、彼の苦悩する表情から目が離せません。車内で両親に詰め寄られるシーンでは、彼がどれだけ追い詰められているかがわかります。『私はいらない娘でした』というタイトル通り、姉は家族の中で孤立していたのかもしれません。彼の選択が悲劇を招いたのか、それとも防げなかったのか、考えさせられます。

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