田舎の古い家で電波を探して右往左往する若者の姿が、現代の通信事情を皮肉っているようで笑えます。一方、都会の高級リビングで余裕ぶっこく父親との対比が鮮やか。電話越しの会話から漂う緊迫感と、最後に現れる華やかな女性たちの集団。この急展開に釘付けになりました。『私の知らない国宝級の夫』というタイトル通り、隠された素性が明かされる瞬間のカタルシスが最高です。