女官が瀕死の状態で趙青穂に赤ん坊を託すシーン、言葉にならない絶望感が伝わってきました。自分の子供である馬凡の危険を顧みず、見知らぬ赤ん坊を守ろうとする趙青穂の母性愛に涙腺崩壊です。刺客が迫る中、菜を売るふりをして平静を装う演技力も素晴らしく、ネットショートアプリで観る短劇とは思えない重厚なドラマでした。
平和だった日常が一瞬で地獄に変わる恐怖。刺客が馬凡に剣を向けた瞬間、趙青穂の悲鳴が胸に刺さりました。しかし、彼女が菜かごに隠した赤ん坊を守り抜く姿は本当に尊い。八年後、立派に育った趙凌雲と再会するシーンで感無量ですが、鄭媽や蘇月といった新たな人物の登場で、また波乱が予感されますね。
普段は穏やかに野菜を売る趙青穂ですが、いざという時の胆力と機転が凄まじい。刺客の目を欺くために菜かごを使う知恵、そして馬凡を守ろうと身を挺する姿に、ただの村人ではない何かを感じます。待ったぞ!暴れん坊太子!のタイトル通り、守られるべき太子の行方と、趙青穂の過去が気になって仕方がありません。
母の趙青穂と仲良く会話する馬凡の姿が愛おしかったのに、刺客に襲われ倒れてしまう展開は辛すぎます。母を守ろうとする息子の姿と、それを見守ることしかできない趙青穂の苦悩。八年後、趙凌雲として成長した姿を見ると、あの日の悲劇が彼にどんな影響を与えたのか想像するだけで切なくなります。
暗く冷たい宮廷の夜と、活気ある市場の昼の対比が鮮やか。王宮という閉鎖空間での殺戮と、開放的な市場での命のやり取り。女官が運んできた赤ん坊という希望が、趙青穂という市井の女性によって守られる構図が素晴らしい。待ったぞ!暴れん坊太子!というフレーズが、今後の展開への期待を高めます。