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二周目の終末、無限収納で逆転する17

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二周目の終末、無限収納で逆転する

終わりは、雨とともに始まる。四十九日間降り続く豪雨によって、世界はすべて水没する。 胡幽は、かつて最も信じていた恋人・葉婉秋に裏切られ、生き延びるための資源として命を奪われた。 だが目を覚ますと、終末の七日前に戻っていた。同時に発動したのは、無限収納システム。 どれだけでも物資を保管できる異能を手に入れた彼は、今度こそ生き残るため、すべてを賭けて動き出す。 資金をかき集め、物資を備蓄し、安全な拠点を築く。さらにシステムの進化によって、人の能力すら見極められるようになり、信頼できる仲間と、裏切る者の正体を見抜いていく。 そして――七日後。世界は予定通り、水に沈む。だがその中で、彼だけは違った。 無限の備えと、確かな仲間。 すべてを握った男は、この終末で狩られる側ではなく、決して手を出してはならない存在へと変わっていく。
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本話のレビュー

赤いドレスの威圧感

赤いドレスを着た女性の登場シーンがあまりにも強烈で、画面から溢れ出るカリスマ性に圧倒されました。車椅子の少女に対する態度も一見冷たく見えますが、その奥に隠された真意が気になります。二周目の終末という設定が効いていて、彼女の行動一つ一つに重みを感じますね。

エレベーターの緊迫感

エレベーターという閉鎖空間でのやり取りが、物語の転換点として機能しています。男性の表情の変化や、少女の無邪気な笑顔との対比が切ないです。無限収納で逆転するという要素が、この窮屈な空間とどう絡んでくるのか、今後の展開が待ち遠しいです。

電話越しの怒号

屋外での電話シーンにおける女性の表情の変化が素晴らしいです。最初は余裕綽々だったのが、相手の言葉で動揺し、最後には怒りを露わにする。この感情の起伏が、彼女が置かれている状況の深刻さを物語っています。世界が沈没するまでのカウントダウンも背筋が凍ります。

少女の純粋な笑顔

車椅子の少女が廊下を走るシーンで、一瞬見せた笑顔があまりにも輝いていて涙腺が緩みました。周囲の大人たちの複雑な事情とは対照的に、彼女の純粋さが際立っています。二周目の終末という絶望的な状況下で、この笑顔が希望の光として描かれているのが素敵です。

老人の絶望

和室で電話を受ける老人のシーンが、物語のスケールの大きさを暗示しています。彼の絶叫は単なる怒りではなく、迫りくる破滅への恐怖のようにも聞こえました。無限収納で逆転する能力を持つ主人公が、この絶望的な状況をどう打破するのか、非常に興味深いです。

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