冒頭の緊迫した空気感から、一瞬たりとも目が離せませんでした。黒い作戦服を纏った女性隊員の冷徹な眼差しと、恐怖に震える白衣の少女の対比が鮮烈です。特に、少女が指を指して何かを訴えるシーンでは、言葉にならない絶望が伝わってきました。盲目の羊は、闇を恐れないというテーマが、この救出劇の根底に流れているようで深いです。最後、外に出た瞬間の光と、少女の虚ろな表情が切なく、助かったはずなのに心が晴れない余韻が残ります。