冒頭の二人の距離感がたまらない。女性が男性の顎を触るシーンで、画面越しにドキドキが伝わってきた。最初は真剣な演技のテストかと思いきや、周囲の拍手でオーディションだと分かり、そのギャップが面白い。監督の満足げな表情や、もう一人の女性の複雑な視線など、背景の演技も細かくて見応えがある。ネットショートアプリで『守護者という名の甘い嘘』を見ていると、こんな風に役者たちの息遣いまで感じられるのが最高だ。最後のスーツ姿の男性登場で、物語がさらに動き出しそうな予感がしてワクワクする。