車椅子から這いずり回る姿に胸が締め付けられる。必死に立ち上がり、指を突きつける瞬間の怒りと絶望が画面越しに伝わってくる。周囲の冷ややかな視線や、スマホを構える群衆の無関心さが余計に辛い。でも、あの黒いドレスの女性が静かに見守る眼差しに、何か深い事情を感じずにはいられない。夫も悪運も、あなたに譲るという覚悟が、この修羅場の背景にあるのだろうか。最後の水筒を振りかざす展開には笑ってしまったが、それだけ感情が揺さぶられるドラマだった。