改革のメス~権力に屈しない執刀医~
心臓血管外科のエース・林辰年は、1年間で800件もの手術を執刀したにもかかわらず、年末の評価では主任・王振国の圧力によって、わずかな手当しか支給されなかった。
理不尽な扱いに見切りをつけた林辰年は第一線から距離を置き、これまでの激務とは無縁の生活を選ぶ。さらに、大物実業家・陳建修の心臓バイパス手術の執刀依頼も断ったことで、病院はたちまち混乱に陥る。
その後、王振国が自らの功績を偽って執刀医を名乗っていたことが発覚し、不正は明るみに出る。院長・張博遠は林辰年の復帰を懇願するが、約束を反故にしたうえ、違法な手段で彼を拘束しようとする。
やがて巡察チームの一員でもある陳建修が法に基づいて介入し、張博遠や王振国らの不正を追及。関係者は司法の裁きを受けることとなる。
そして林辰年は、その卓越した技術と厚い信頼を武器に院長へ就任。公正な評価制度を導入し、患者が安心して治療を受けられ、医療従事者が誇りを持って働ける病院づくりに挑んでいく――。